徳島県は15日、10~80代の男女30人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日当たりの感染者数としては、1月11日の35人に次いで2番目に多い。14日に80代以上の感染者1人が亡くなり、県内の死者は計25人となった。直近1週間(8~14日検査分)の新規感染者は152人で10日連続最多を更新。前週(1~7日)の1・6倍、前々週(3月25~31日)の3・2倍となっており、急速に感染が拡大している。

 感染者の増加に伴い、病床使用率も66・5%と過去最高になった。確保する病床数200床に対して133床が埋まっている。このうち、重症者用は確保数25床に対して4床を使っており、使用率は16%。軽症者や無症状者が入る宿泊療養用施設は、210室のうち78室が利用され、稼働率は37%まで高まった。

 クラスター(感染者集団)関連では、県職員関連で石井町の20代自営業男性が、4月認定の会社関連で徳島市の20代男性会社員がそれぞれ感染。2人はいずれも濃厚接触者で最初のPCR検査で陰性だったものの、2週間の健康観察期間を経て職場復帰する前に自費でPCR検査を受け、陽性が出た。クラスターの規模は県職員関連が21人、会社関連は10人となった。

 クラスター関連以外の感染者は、徳島、吉野川、阿波、阿南、鳴門、藍住、板野、北島の各市町の10~80代男女28人。30人はいずれも軽症か無症状だった。

 このほか県は15日夜、10代の女子中学生の感染が分かったと発表した。詳細は16日に明らかにするとしている。県内の感染者は累計792人となった。