徳島県は16日、新型コロナウイルスの感染が確認された男女30人について、詳細を発表した。病床使用率(67・0%)や直近1週間の新規感染者数(165人)は過去最多を更新。PCR検査の陽性率も10・6%と最高になり、政府の感染症対策分科会が示す「ステージ4」に該当する10%を初めて超えた。

 30人のうち2人は、徳島市と北島町の女子中学生。いずれも先に感染が分かった家族の濃厚接触者として検査を受けた。徳島市の生徒は12、13日に登校しており、学校は16日に臨時休校し消毒作業を行った。

 石井町の70代男性と美馬市の80代女性の2人は、クラスター(感染者集団)が発生した県立中央病院(徳島市)の患者。女性は入院中で、男性は7日に退院済みだった。いずれも初回の検査では陰性だったが、発熱などの症状が出たため検査を受け直し、陽性と分かった。クラスターの規模は9人となっている。

 鳴門市の80代2人と藍住町の70代と60代の男性計4人は、クラスターが発生している南海病院(鳴門市)の入院患者。関連する鳴門山上病院(同市)などと合わせ、クラスターの規模は計63人に上った。

 このほか徳島、小松島、吉野川各市と北島、板野、海陽各町の20~70代男女22人が陽性と確認された。