徳島県は16日、15日夜に公表した女子中学生1人を含む10~80代男女30人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。病床使用率が67・0%に高まるなど、県民の警戒を促す「とくしまアラート」の発動基準となる6指標のうち4指標で過去最高を更新。PCR検査の陽性率は10・6%と、初めて10%を超えた。

 県内の感染者の累計は821人。700人を超えた11日からわずか5日間で800人を突破した。直近1週間(9~15日検査分)の新規感染者は165人と11日連続で最多を更新しており、療養者数も228人と最多になった。

 感染の急拡大に伴い、病床200床のうち134床が使用されている。重症者用(25床)は6床が埋まり、使用率は最高の24%。軽症・無症状者用施設(210室)に入る療養者も94人に上る。

 病床全体の使用率や陽性率などは、政府の感染症対策分科会が示す「ステージ4(爆発的感染拡大)」相当となっている。

 感染した30人のうち2人は、徳島市と北島町の女子中学生。いずれも先に感染が分かった家族の濃厚接触者として検査を受けた。

 クラスター(感染者集団)関係では、県立中央病院(徳島市)で70代男性と80代女性の患者2人、南海病院(鳴門市)で60~80代の男性患者4人が陽性となった。規模は中央病院が9人、南海病院関連が63人に上った。

 このほか徳島、小松島、吉野川、北島、板野、海陽各市町の20~70代男女22人が確認された。30人全員が軽症か無症状。