徳島県は18日、新型コロナウイルスに10歳未満から70代の男女38人が感染したと発表した。1日当たりの感染者は17日に発表した44人に次いで2番目に多く、30人を超えるのは4日連続。直近1週間(11~17日検査分)の新規感染者数が210人と初めて200人を超え、感染拡大に歯止めが掛からない状態となっている。17日には80代以上の感染者1人が死亡し、県内の死者は計26人となった。

 県によると、直近1週間の感染者数は13日連続で過去最高を更新した。入院患者と宿泊療養者の合計も最多の281人となった。宿泊療養施設の稼働率は63%で初めて6割を超えたほか、病床使用率も64・6%と依然高い水準となっている。

 飯泉嘉門知事は臨時会見で、コロナ専用病床についてクラスター(感染者集団)が発生している南海病院(鳴門市)に新たに2床を加え、全体で229床を確保したと報告。「病床と療養施設の確保は今後も必要で、大胆な措置を打っていかなければならない」と述べた上で、23日に県新型コロナウイルス感染症対策協議会を開き、対策を協議する考えを示した。

 感染した38人のうち2人はいずれも10歳未満で石井町と松茂町の男子小学生。石井町の男児は15日に感染が確認された60代の祖母の濃厚接触者で、松茂町の男児は16日に陽性が判明した北島町の50代女性会社員の接触者だった。石井町の男児が通う小学校は19日を校内消毒のため臨時休校とする。南海病院では新たに入院患者2人の陽性が分かり、クラスターの規模は計70人となった。

 このほか、徳島、鳴門、小松島、阿南、吉野川、阿波、石井、神山、藍住各市町の20~70代の男女34人の感染が確認された。38人の症状は軽症か無症状、もしくは調査中としている。