徳島経済同友会新代表幹事の坂田千代子さん
徳島経済同友会は２４日、徳島市内のＪＲホテルクレメント徳島で２０１８年度総会を開き、任期（２年）満了に伴う役員改選で、新しい代表幹事に坂田千代子氏（５９）＝あわわ会長＝を選んだ。同会のトップに女性が就くのは初めて。もう１人の代表幹事の岡田好史氏（６１）＝阿波銀行取締役会長＝は再任された。
委任状を含めて２６４人が出席。坂田氏は就任あいさつで「徳島の女性は明るく、元気で働き者と言われている。女性が働く環境づくりを提案するなどして、徳島の活性化につなげたい」と述べた。
主な新任役員では理事（４人）に高畑宏比（ひろとも）氏（６３）＝ときわ代表取締役会長＝と植田和俊氏（６９）＝徳島新聞社理事会長＝、監事（２人）に山内勝英氏（６９）＝南国商事代表取締役社長＝をそれぞれ選んだ。
調査研究を行う委員会を改編し、観光・街づくり、文化・スポーツ、人口減少対応、女性活躍推進、先端技術活用、四国等連携推進の６委員会を設置。本年度事業として、消費者庁の徳島移転推進活動に参画するほか、四国新幹線導入や四国霊場と遍路道の世界遺産化の運動推進などに取り組むことを決めた。
