オリジナルパンを商品化した(左から)井川さん、木内さん、春木さん=徳島市の京都ブレッドTAKEMASA沖浜店(徳島文理大提供)

 徳島文理大(徳島市)の3年生3人が、大学近くのベーカリー「京都ブレッド TAKEMASA沖浜店」と共同でオリジナルパンを商品化した。健康や「インスタ映え」をテーマにした4種類があり、5月上旬まで店頭販売する。

 3人は食物栄養学科の木内花梨(かりん)さん(20)、井川朋美さん(20)、春木優菜さん(20)。

 4種類のうち、甘酒とマーマレードの酸味が絶妙な「甘酒とマルメロ」、ゴボウのきんぴらにショウガを加えたピリ辛の「ジンゴボウ」は、疲労回復や整腸、冷え防止などに役立つ材料を採用した。

 イタリア原産のチーズをスポンジ状のパンで挟んだ「Tirami su!(ティラミス)」と、切り株をイメージした「クリスピー」は撮影しても楽しめるよう見た目を工夫。ティラミスは厚みを持たせてココアパウダーで表面を覆い、クリスピーはナッツやコーンフレークで飾った。

 3人は昨年9月から30種類以上のアイデアを出し、ベーカリーの渡辺良明社長らと価格などの実現性を考慮しながら試作を重ねた。味のバランスや焼き具合を調整し、完成させた。3月から1日平均各20~30個を並べ、160~200円で販売している。

 クリスピーとジンゴボウを提案した木内さんは「大学で身に付けた知識を生かし、食材の組み合わせや見た目にこだわったパンができた。楽しみながら食べてほしい」。渡辺社長は「学生のユニークな発想は商品作りの参考になる。お客さんに好評なので、通常販売も考えたい」と話した。

 商品化は、創業支援事業の一環で四国大が実施する「学生×開発プロジェクト」として取り組んだ。