徳島県は20日、10歳未満~90代の男女25人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内感染者の累計は964人と1000人に迫り、4月に入ってからは418人に上るなど急拡大している。18日深夜には80代以上の1人が亡くなり、死者は計28人となった。15日以降に確認された感染者8人を新たに飲食店クラスター(感染者集団)と認定した。クラスターは県内20例目となった。

 飲食店クラスターの感染者8人は30~70代の男女で、スタッフ3人と客5人。客5人は複数のグループで12日夜に来店し、席は離れていた。店はパーティションを設けるなど感染予防策を講じていた上、「顧客が特定されている」として現時点で店舗名は公表していない。

 南海病院(鳴門市)関連クラスターでは、新たに南海病院に入院中の70代男性2人と90代女性1人の計3人の感染が分かり、計77人となった。同病院は新たにコロナ専用病床3床を追加した。

 学校関係は2人で、吉野川市の30代男性中学校教職員1人、徳島市の10代男子中学生1人が陽性だった。各学校は20日、臨時休校して消毒などの対応を取った。徳島市の未就学児1人も感染した。

 市町村別の内訳は▽徳島市14人▽鳴門市5人▽阿南市3人▽小松島市2人▽吉野川市1人ーとなっている。25人のうち2人が重症で、18人は軽症か無症状。残る5人は調査中としている。