臨時記者会見を行う飯泉嘉門徳島県知事=20日午後5時ごろ、県庁

 飯泉嘉門知事は20日の臨時会見で、新型コロナウイルス感染者の入院受け入れ病床を増床する方針を示した。23日に開く県新型コロナウイルス感染症対策協議会で諮り、決定する。

 県は12病院で200床を確保していたが、4月の感染急拡大を受け、17日に10床を追加。クラスター(感染者集団)が発生している南海病院の患者専用の25床も新たに確保した。しかし、病床使用率は20日時点で68・1%に上っている。

 東横イン徳島駅眉山口(徳島市)と旧海部病院(牟岐町)で計226室ある軽症者・無症状者向け宿泊療養施設も拡充する予定。病床や宿泊療養施設を効率よく空けるため、退院基準を満たし周囲に感染させる可能性はないものの、回復していない患者を受け入れてもらう「後方支援病床」を設ける。

 飯泉知事は「いつから運用できるかも含め、会議で判断いただきたい」と述べた。