臨時記者会見を行う飯泉嘉門徳島県知事=23日午後5時ごろ、県庁

 徳島県は23日、10歳未満~80代の男女34人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。このうち8人は小中高校生。4月の感染者は522人となり、500人を超えた。

 小中高校生8人のうち、3人はクラスター(感染者集団)が発生した鴨島第一中学校(吉野川市)の男子生徒2人と、生徒の兄の高校生1人。生徒2人は、これまでに感染が確認された教員の授業を受けていた。同校関連の感染者は計11人となった。残りの5人は徳島市、小松島市、藍住町の小学生各1人と阿南市の高校生2人。

 南海病院(鳴門市)の40~80代の入院患者5人の感染も新たに判明し、関連クラスターの規模は84人に上った。

 34人のうち7人は、これまでに感染が判明した同居家族の濃厚接触者だった。県は「家庭内で感染が広がっている」とし、感染防止対策を一層徹底するよう呼び掛けている。

 直近1週間(16~22日検査分)の新規感染者247人と、病床使用率75・3%は過去最高を更新した。

 市町村別の内訳は▽徳島市16人▽鳴門市5人▽阿南市4人▽吉野川市3人▽小松島市、石井町、松茂町、藍住町、和歌山県、兵庫県各1人-となっている。34人のうち、40代男性2人は肺炎の症状があり中等症。23人は軽症か無症状、9人は調査中としている。県内の感染者は累計1068人となった。