JA全農とくしまは25日、徳島市の徳島グランヴィリオホテルで2018年度の青果販売総体会議を開き、販売目標額を17年度実績比で8・6%増となる439億9200万円とする事業計画を決めた。
販売目標額の内訳は野菜357億9300万円、果実38億9900万円、花卉・花木13億円、直販30億円。
主要品目では、ニンジン66億5千万円(前年度実績比10・9%増)、サツマイモ60億円(9・8%増)、ブロッコリー30億円(4・9%増)、レンコン29億円(4・9%増)、生シイタケ23億円(4・7%増)などとした。
重点的に取り組む事業として▽外食や中食などの業務・加工用にニーズのある品目などの生産拡大▽生産者の出荷や選果・選別にかかる労力軽減▽卸売市場との連携強化―などを挙げた。
17年度の販売実績は405億円。台風の襲来や夏場の干ばつ、寒波など天候不良の影響で当初の計画を約9%下回った。
総体会議には全農とくしまの大西公宏県本部長や県内15JA、全国の卸売市場の関係者ら約180人が出席した。