徳島県は26日、新型コロナウイルスに10歳未満~80代の男女29人が感染したと発表した。このうち、13人はクラスター(感染者集団)が発生した富岡東中・高校(阿南市)の生徒ら。同校関連のクラスターの規模は計46人になった。医療機関に入院していた70代と80代以上の各1人が死亡し、県内の死者は累計37人になった。

 富岡東中・高関連クラスターは、新たに生徒10人と40~50代の生徒の親3人が感染した。親のうち50代女性は美波町職員。町によると、女性は町内のこども園に勤務している。最終勤務日は22日。町は27日までこども園を臨時休園とし、消毒を行う。

 他のクラスター関係では、南海病院(鳴門市)の入院患者2人が陽性と判明し、同病院関連は計89人に拡大した。徳島市川内町の高齢者施設関連では入所者1人が感染し、計10人となった。

 死者が出るのは5日連続となった。死亡率(感染者数に占める死者の割合=26日時点)は3・1%と、全国で5番目に高い。

 この日発表のあった29人の市町村別内訳は▽阿南市12人▽徳島市7人▽小松島市3人▽鳴門市2人▽吉野川市、美波町、松茂町、北島町、藍住町各1人―となっている。29人のうち1人は酸素吸入が必要な状態になっており中等症。15人は無症状か軽症、13人は調査中としている。

 病床使用率は66・5%。このうち重症者用病床は25床中12床が埋まり、使用率が過去最高の48%になった。直近1週間(19~25日検査分)の新規感染者数は249人で21日ぶりに減少した。県内の感染者数は累計1188人となった。