徳島県は27日、新型コロナウイルスに10歳未満~60代の男女15人が感染したと発表した。新規感染者が20人を下回るのは16日ぶり。飯泉嘉門知事は同日の臨時会見で、検討している「まん延防止等重点措置」の国への適用要請について「引き続き感染状況の傾向や医療体制の逼迫(ひっぱく)状況を見極め、必要と判断すればちゅうちょなく要請する」と述べ、28日以降の推移を見て判断する考えを示した。

 この日発表された感染者のうち、4人はクラスター(感染者集団)が発生した富岡東中・高校(阿南市)の女子生徒3人と、40代の父親1人。クラスターの規模は過去2番目に並ぶ計50人に上った。

 また医療機関に入院していた80代以上の1人が死亡し、県内の死者は累計38人になった。

 直近1週間(20~26日)の新規感染者数は239人で2日続けて減少した。病床使用率は64・1%と、前日の66・5%から下がった。

 市町村別の内訳は▽徳島市10人▽鳴門市2人▽阿南市、石井町、美波町各1人ーとなっている。15人のうち11人は軽症か無症状で、4人は調査中。県内の感染者は累計1203人となった。