ネコに近づくキツネ=阿南市那賀川町の出島野鳥園(三村さん提供)

 徳島県阿南市那賀川町中島の三村昌弘さん(75)が27日、町内の出島野鳥園でキツネを撮影した。

 午前8時ごろ、野鳥を撮るため園内にいた三村さんは、野良猫に興味を示す1匹のキツネを見つけ、約10メートル離れた場所からカメラで撮影した。キツネはネコに近づいて地面のにおいをかぐなどして、3分余りでその場から立ち去った。

 とくしま動物園北島建設の森(徳島市)によると、本州や四国、九州などに生息するホンドギツネで、成獣とみられる。夜行性で非常に警戒心が強く、日中に人目に触れることはほぼない。ネコのそばにいるのも珍しいという。

 三村さんは2年前から野鳥園に通っており、1年前に目撃した際にはすぐに草むらに身を隠され、撮影の機会を逃した。三村さんは「ネコに関心を示していたので、運よく撮影できた」と話した。