トクシマ・ウエスト・ヤングのメンバー。右から3人目が佐々木監督=阿波市の旧阿波農業高校グラウンド

 阿波、吉野川両市の中学生らが参加する硬式野球チーム「トクシマ・ウエスト・ヤング」が発足した。全日本少年硬式野球連盟東四国支部によると、県央・県西部では初の少年硬式野球チームだ。少子化により中学校単位でチーム編成が難しくなる中、高校での部活動も見据えて硬式球でプレーしたい、という球児の受け皿づくりを目指す。

 チームを結成したのは、元高校球児の浦野広樹さん(44)=吉野川市川島町学、会社経営。1月から部員を募集し、4月から練習を始めた。

 監督には浦野さんの中学の同級生で、元プロ野球・中日投手の佐々木健一さん(44)=板野町吹田、会社員=が就任。和歌山県で4年間、中学の硬式野球チームの監督を務め、全国大会で準優勝に導いた経験を持つ。

 メンバーは女子1人を含む5人で、いずれも1年生。活動拠点の阿波市と吉野川市に加え、三好市から通う生徒もいる。練習は週3回行い、木曜は阿波市民球場(阿波市阿波町)で、土日曜は旧阿波農業高校グラウンド(同市土成町)で白球を追う。

 県内には硬式球でプレーする「リトルシニア」「ヤングリーグ」の2リーグがあり、7チームが活動しているものの、藍住町以西にチームはなかった。

 浦野さんは「将来、甲子園を目指す選手にとって、早くから硬式球に触れて投球法や打撃法を学ぶことは技術上達につながる。けがを防ぐ上でも有効」と結成の狙いを話す。

 チームの練習では、ボールに慣れるところから始めているという。トレーニング方法や基礎体力づくりに関しても、選手個人のペースに合わせて指導している。

 中学1、2年生を対象にメンバーを募っており、浦野さんは「多くの子どもに参加してもらい、県西部の野球を活気づけたい」と話している。

 問い合わせは浦野さん<電090(2826)4727>。