徳島県は1日、10歳未満~100代の男女24人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。飯泉嘉門知事は同日の臨時会見で、5日まで県内全飲食店に要請している営業時間短縮と中学・高校の部活動休止について「2日にも新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、今後の方向性を決める」と語った。

 国と協議している「まん延防止等重点措置」の適用申請については「感染者数は今のところ、下降傾向にある。2日発表の数値を視野に入れながら判断する」とした。

 この日発表した感染者24人のうち、70代~100代の5人は徳島市の高齢者施設の入所者。施設関連ではこれまで5人の感染が分かっており、県は10人規模のクラスターが発生したと認定した。クラスター発生は県内24例目。施設名については「利用者が特定されている」として公表しなかった。施設では4月27日に職員1人の感染が確認されて以降、入所者と職員計153人の検査を進めてきた。これまでに152人が検査を終えている。

 富岡東中・高校(阿南市)関連クラスターでは、23日に感染が確認された女子高校生と同居する女子小学生の感染が分かり、規模は61人となった。南海病院関連では同病院の入院患者2人が陽性となり、規模は95人になった。

 直近1週間(24~30日)の新規感染者数は204人と前日より23人減少。病床使用率は62・3%で前日より0・4ポイント上がった。

 市町村別の内訳は▽徳島市12人▽鳴門市3人▽小松島市2人▽阿南市1人▽吉野川市4人▽佐那河内村1人▽石井町1人。症状は2人が中等症、13人が軽症か無症状、9人が調査中としている。

 療養者は入院157人、宿泊療養177人(うち待機中134人)の計334人。感染者の累計は1319人となった。