臨時記者会見を行う飯泉嘉門徳島県知事=3日午後4時半ごろ、県庁

 クラスターと認定された徳島市のそよかぜ病院の職員5人は、新型コロナウイルスワクチンを1回接種した後に感染が判明したことが3日分かった。5人は4月27日に接種を受けていた。

 県によると、5月2日に感染が確認されたそよかぜ病院関連の27人のうち7人が職員。病院では4月20日と27日に、職員253人中183人が1回目のワクチン接種を終えていた。感染が分かった職員5人はいずれも27日にワクチンを打ち、他の2人は未接種だった。20日に接種した職員の感染は確認されていない。

 飯泉嘉門知事は3日の臨時会見で、今後の感染予防策として、院内のワクチン未接種の職員全員を対象に、接種を早期に完了させる方針を示した。

 厚生労働省のホームページによると、ワクチンは1回目の接種後、免疫がつくまでに1~2週間程度かかるほか、予防効果が最も高くなるのは2回目の接種から7日目以降としている。

 これまでに県内でワクチン接種者の中に感染者がいたかどうかは不明。県は理由について「公衆衛生上の観点から必須となる情報でないため調査していない」としている。