徳島県は4日、10歳未満~80代の男女11人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。このうち、20代男性はクラスター(感染者集団)が発生した四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックスの選手。クラスターの規模は計9人となった。

 南海病院(鳴門市)関連では、30代男性職員の感染が分かり、規模は計99人になった。

 徳島市川内町の高齢者施設でクラスターが発生したのを受け、4月26日~5月3日に周辺の類似15施設の職員計438人に検査を行い、1人が陽性だった。この職員が勤務する施設の職員と入所者計102人を調べる。

 クラスターと認定されたそよかぜ病院(徳島市)の職員と患者らの検査では108人が陰性だった。これまでに計538人のうち363人の結果が出ている。

 市町村別内訳は▽徳島市6人▽鳴門市、阿波市、美馬市、松茂町、藍住町各1人。症状はいずれも軽症か無症状としている。療養者は入院161人、宿泊療養164人(うち待機中106人)の計325人。感染者は累計1410人となった。