犬飼貴丈さん

 徳島県出身の俳優犬飼貴丈(あつひろ)さん(26)が、大河ドラマ「青天を衝(つ)け」(NHK総合、日曜午後8時)に外交を担当する外国奉行支配の福地源一郎役で出演する。犬飼さんの大河ドラマ出演は今回が初めて。主人公・渋沢栄一役を演じる主演の吉沢亮さんとの共演はNHK連続テレビ小説「なつぞら」(2019年)に続いて2度目。

 犬飼さんが演じる福地源一郎は幕末期に外国奉行の通詞(通訳)として活躍した人物。幕府の使節として渡欧したことで開かれた文化を体感し、明治維新後は大蔵省を経てジャーナリストに転身した。友人の渋沢から、徳川慶喜の伝記を編さんしたいとの相談を受けるという役どころだ。

 犬飼さんは「一視聴者として『青天を衝け』を見ていたのですが、まさかその世界に僕も出演させていただけるとは夢にも思っていなかったので、すごくワクワクします」とコメントした。

 さらに、「福地源一郎としても、彼は外国に行っていろんなものを見て、いろんなものに感化されて、日本でいろんなことに挑戦した人なので、その姿勢を見習って、初めての大河ドラマの現場でいろいろ見て、経験して、試して、頑張っていきたいと思っています」と抱負を述べた。

 「青天を衝け」は、「日本資本主義の父」と称される渋沢が、幕末期から明治初期にかけての激動の時代に、農民出身という逆境を乗り越えつつ、近代日本のあるべき姿を追い求めた波乱の人生を描く。