「道の駅いたの」が4月1日、板野町川端にオープンした。駅にはどんな設備やグルメがあるのだろうか。2回に分けて駅の全貌をリポートする。

4月1日にオープンした道の駅いたの

 徳島引田線バイパスを藍住方面から板野インターチェンジ方面へ進むと、左側の道沿いに駅が見えてくる。まず目に飛び込んでくるのは広大な駐車場だ。止められる車は大型車や身体障害者用を合わせて計326台。産直市やレストランなどが入るメインの施設(鉄骨平屋建て延べ約1494平方メートル)のほか、2カ所のトイレ(鉄骨平屋建て約195平方メートル、鉄筋コンクリート平屋建て約247平方メートル)もあった。

道の駅いたのの入り口。感染対策も徹底されている

 正面入り口で消毒と検温をして施設内へ。中に入ると、特産物直売所や情報発信コーナー、レンタサイクルスペースなど、さまざまな区画がある。建物内で最も広いのが直売所で、売り場面積は約600平方メートル。高さの低い陳列棚を採用しており、子どもや車いすの人も買い物しやすくなっていた。町特産のニンジンのほか、県産のキャベツやタマネギなどがずらりと並んでおり、ほかにもイチゴやブロッコリーなど旬の農産物、漬物などが手に入る。

道の駅いたのの特産物直売所
特産物直売所内のヴォルティスグッズコーナー

 美波町産のイセエビやサザエの入ったいけすもあり、タカアシガニが子どもたちの人気を集めているそうだ。町内にJ1徳島ヴォルティスのクラブハウスがあることから、Tシャツやタオルなどのグッズも販売していた。

道の駅いたので借りられるレンタサイクル

 レンタサイクルの利用料は1日500円から。2人乗り自転車(1時間千円、1日6000円)も借りられる。スタッフによると、町内にある四国霊場3~5番札所の金泉寺、大日寺、地蔵寺の各寺へ向かうルートがサイクリングにお勧めとのことだった。

「あせび温泉 やすらぎの郷」のお湯を使った足湯コーナー

 建物の隣には町内にある温泉施設「あせび温泉 やすらぎの郷」のお湯を使った無料の足湯を整備。お湯の入った大きな鉢が三つ並んでいた。新型コロナウイルスの感染防止策の一環として、利用は1人20分まで1鉢2人まで。お湯に足をぬらすことなく温かさを感じられるビニールの足カバーも用意されており、癒しを求めて次々とドライバーらが訪れていた。

無料で利用できるドッグラン

 敷地内にはベンチや水飲み場を備えたドッグラン(約170平方メートル)があり、無料で犬を思う存分走り回らせることができる。阪神方面行きの高速バス待合所があるほか、避難所兼備蓄倉庫などの防災施設も備えている。

阪神方面に向かう高速バスの待合所

 レンタサイクルに足湯、ドッグランとレジャー設備がたくさんある「道の駅いたの」。ドライブ休憩だけでなく、目的地として訪れても十分に楽しめるのではないだろうか。

 足湯、ドッグランなどは新型コロナウイルスの県内の感染状況によって利用できない場合がある。問い合わせは同駅、電話088(612)8817。

道の駅いたのに行ってみた㊦はこちら