日銀本店=東京都中央区

 日銀は7日、金融機関からの国債購入などにより市中に供給しているお金の総額が4月末時点で、前年同月比23・9%増の655兆4570億円だったと発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた企業の資金繰りを支える金融機関に対し、日銀が有利な条件で資金を供給しており、2カ月連続で過去最大を更新した。

 金融機関が日銀の当座預金に預けている残高は29・3%増の533兆616億円。紙幣は117兆3577億円、貨幣は5兆377億円とそれぞれ4・8%、1・9%増えた。

 お金の供給量は「マネタリーベース」と呼ばれ、金融緩和の目安の一つとされる。