コロナで休園藍住町のバラ園

咲き誇るバラ。休園中でも、フェンス越しに楽しむ人が訪れる=藍住町矢上の町バラ園

 

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため休園となっている藍住町矢上の町バラ園で、バラが見頃を迎えている。園内には入れないものの、フェンス越しに見られるとあって愛好家らが訪れて楽しんでいる。

 バラ園は町役場から北へ約300メートルの正法寺川沿い。約2千平方メートルの園内には、かれんな美しさの「クイーン・オブ・スウェーデン」、大輪の紫の花を付ける「ブルームーン」など約320種の約1100株が咲き誇る。園は2年連続で臨時休園。毎年5月恒例の「春のバラまつり」も昨年に続き中止となった。

 それでも一目見ようと訪れる人が後を絶たない。酒井喜美子さん(82)=徳島市南二軒屋町1=は「園内に入れないのは残念だが、コロナ禍でも必ず春になるとバラはきれいな姿を見せてくれる」と話した。

 藍住町経済産業課では、収束状況を見極めた上で再開を判断したいとしている。

 

徳島市のオープンガーデン

 徳島市八万町橋本の澤田義夫さん(80)=テニスクラブ経営=のオープンガーデン「ランピアバラ園」でバラが見頃を迎えた。入場無料。23日まで。

 庭は約1千平方メートル。例年より1週間ほど早く咲き、香りの良い大輪のスパニッシュビューティー、黄色いつるバラのスマイリーなど約140種類が観賞できる。休憩用の椅子が置かれ、紙コップのお茶提供もある。

 子どもと散歩に訪れた中井雄基さん(34)=八万町橋本、会社員=は「咲くのを楽しみにしていた。たくさんの種類があって見応えがあり、子どもの笑顔が見られて良かった」と話した。

 妻の早苗さん(75)と一緒に土作りにこだわって栽培してきたという澤田さんは「多くの人に楽しんでほしい」と話した。ホームページ<ranpia.jp>で園内のバラを紹介している。