任期満了に伴う吉野川市議選(定数20)は9日告示され、定数と同じ20人が届け出て、2004年の市発足以来初めての無投票当選が決まった。無投票は県内の他の市議選(市町村合併直後の選挙区や補欠選を除く)を含めても初。

 新議員の内訳は現職17人、元職1人、新人2人。党派別は公明、共産が各1人で、他は無所属。

 地区別では鴨島町が10人、山川町が5人、川島町が3人、美郷地区が2人。

 立候補受け付けは午後5時までで、午前8時半の受け付け開始と同時に届け出た候補者は自宅や選挙事務所で出陣式を行い、選挙カーなどで市内に繰り出した。新型コロナウイルスの影響で、出陣式は各陣営が人数を減らして簡素化したり、出席者の間隔を広げたりした。出陣式を行わず、選挙カーによる街宣も自粛し、地元周辺のあいさつ回りにとどめた陣営もあった。

 無投票について、ある現職は「議員としての働きに対する手応えが分からない」。別の現職も「選挙は議員のチェックのために必要。行われなければ市政への関心が薄れてしまう」と話した。

 2017年の前回市議選は、定数20を1上回る21人が出馬。投票率は59・22%だった。19年10月に行われた補選は3人が無投票で当選した。

▽当選者(届け出順)
原田由一 78 無現
細井英輔 50 無現
相原一永 60 公現
藤原一正 62 無現
福岡 正 72 無現
岡田光男 73 共現
桑原五男 69 無現
河野利英 68 無現
塩田智子 47 無現
岸田益雄 65 無現
中西 渉 61 無現
岡田 晋 66 無現
川村洋樹 57 無現
近久 寛 52 無新
枝澤幹太 65 無元
谷田憲二 51 無新
田村修司 51 無現
阿佐勝彦 62 無現
山添純二 65 無現
北川 麦 69 無現