四国大が発刊した美馬郷土博物館の図録

 四国大は、美馬市立美馬郷土博物館(美馬町)の展示物などを紹介する図録(A4判、60ページ)を発刊した。国史跡の郡里廃寺跡や段の塚穴などから出土した土器など、博物館の展示品を写真付きで紹介している。

 県史跡・滝の宮経塚の鉄刀、願勝寺1号墳の須恵器など博物館に関連する遺跡を網羅。古墳の遠景や内部の写真に説明文を付けた。

 博物館がある寺町一帯の観光案内を兼ね、願勝寺、安楽寺、西教寺、林照寺、常念寺の5寺や周辺の見どころを載せた。観光資源として活用するため道の駅「みまの里」と博物館をガイダンス施設として整備することも提言している。

 調査は四国大と市の提携事業の一環。須藤茂樹教授(日本中近世史)と大学院生が昨年7、10、11月と今年3月の4回にわたり作品や史跡を調べた。同事業では2019年に安楽寺、20年に願勝寺の図録を発刊している。

 図録は美馬市立図書館や県立図書館をはじめ県内の主要図書館で閲覧できる。