那賀町出身のシンガー・ソングライター「waka」(本名・庄野若葉)さん(20)=東京都=が15日、地元徳島で初めてのワンマンライブを行う。昨年春に上京して音楽活動を本格化させて約1年。10日に二十歳の誕生日を迎えたばかりのwakaさんは今回、成人して最初のステージを徳島で披露することになり、「少しでも成長した姿を地元の人に見せられれば」と意気込んでいる。

二十歳になり地元徳島では初のワンマンライブに挑むwakaさん=徳島市の新町川水際公園

 ライブは徳島市のライブハウス「club GRINDHOUSE(クラブ・グラインドハウス)」で開く。全てオリジナルの楽曲で、徳島時代の曲や上京後に作った新曲など12曲を披露する。wakaさんは「東京に行ってから自分でも『いいな』と思える曲が作れるようになってきた。その新しい曲をしっかり聴いてほしい」と話す。

 楽曲「その先に」は上京間もない4月頃、新型コロナウイルス禍の最中に作った。「会いたい人にも会えないし、上京したばかりで、知り合いも少なく、すごく寂しい思いをした。この曲を聴いて私のことを思い出してくれたらとの気持ちを込めた」という。

東京でメジャーデビューを目指して奮闘しているwakaさん=徳島市の新町川水際公園

 wakaさんは中学3年生の頃、ギターで弾き語りを始め、動画投稿・配信サイト「ツイキャス」を通じてファンが増加。県内外のライブハウスから出演依頼を受けるようになった。

 2018年には、地元の野外音楽イベント「エキサイティング・サマー・イン・ワジキ」のオープニングアクト(前座)オーディションを通過し、大物アーティストとも共演した。

 その後は週1回ほど、徳島市内のライブハウスで演奏するほか、長期休みには大阪や東京でもライブを行ってきた。

 昨年3月にメジャーデビューを目指して上京したものの、新型コロナ感染拡大の状況と重なった。外出もままならず、自宅で一人ギターを弾いて曲を作ったり、ユーチューブに動画を公開したりした。昨年末からはライブハウスで月2、3本のライブをこなす。

 wakaさんは「昔は自分のために曲を書くことが多かった。最近は誰かのために寄り添える曲を書きたいとの思いが強くなった」と話す。今後は従来の弾き語りだけでなく、バンド編成でのライブ演奏も考えているという。「バンドも入れて、弾き語りだけでは表現できないパワーアップした音も届けてみたい」

 東京では同世代のアーティストたちと切磋琢磨(せっさたくま)して刺激を受けているというwakaさんは「今回が二十歳になって1発目のライブ。大人になって成長したwakaを見せられるようにいろいろと準備しているので、しっかりと見届けてほしい」と話している。

 開演は午後5時。チケット料金は当日3500円(前売り3千円)。問い合わせはクラブ・グラインドハウス、電話088(655)5175。

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