「スイーツ巡り便」に提供する菓子のセット=吉野川市鴨島町鴨島の菓子工房みずほ

 徳島県吉野川市鴨島町鴨島の菓子工房みずほが、全国から厳選されたスイーツが定期的に届くサービス「スイーツ巡り便」に商品を提供している。四国からは初めてで、徳島県産の食材を使い、吉野川市の名所をモチーフにするなどした菓子を詰め合わせで販売。全国のスイーツファンに徳島をアピールする。

 セットは、木頭ゆずと和三盆といった県産の材料にタンザニア産チョコレートを合わせたケーキ、吉野川市美郷の「高開の石積み」をイメージした焼き菓子、チョコレートサンドクッキーを盛り込んだ。徳島が藍の産地であることにちなみ、藍色の箱を採用した。

 スイーツ巡り便は、スマートフォン向けのビジネスなどを行うライクトリー(東京)が運営し、全国のスイーツを発掘して届けるサービス。新型コロナウイルスの影響で遠方の店に行きにくいため、インターネットを通じて提供しようと始めた。月1回、よりすぐりのオリジナル商品が届く。月額3450円(送料込み)。

 スイーツの選定や監修は国際コンテストで受賞歴のある洋菓子職人らが担当している。みずほには知り合いのショコラティエ(チョコ専門の菓子職人)を通して声が掛かった。

 参加店の詳細は非公表だが、全国の数十店舗が参加しており、みずほは四国第1号。製造の都合で週10件に限っており、3月上旬の開始から4月中旬までに約60件を送った。同店の山本和希さん(32)は「店を全国に知ってもらう足掛かりになる。徳島県や吉野川市も発信していけたら」と話している。