列車と軽乗用車が衝突した踏切を調べる小松島署員ら=28日午前9時40分ごろ、小松島市

 28日午前8時35分ごろ、小松島市小松島町今開のJR牟岐線・今開第2踏切で、牟岐発徳島行き普通列車(2両、乗員乗客約180人)と県内の無職女性(87)の軽乗用車が衝突した。女性は衝突前に車外へ出ており、乗員乗客を含めてけが人はいなかった。

 現場は遮断機と警報器のある踏切で、列車の右前部と軽乗用車の右後部が接触した。小松島署などによると、列車の運転士が約210㍍手前で踏切内の車に気付き、急ブレーキをかけたが間に合わなかった。

 女性は踏切を西から東へ走行中に遮断機が下りたため、立ち往生したという。近くにいた通行人が女性を車から降ろして、避難させた。同乗者はいなかった。署が詳しい原因を調べている。

 衝突した列車は現場付近で停車し、約50分後の9時25分ごろに運転を再開した。牟岐線では事故の影響で、上下2本の普通列車を運休、特急・普通列車計7本で最大1時間6分の遅れが出て、約700人に影響が出た。