たき火とコーヒーを楽しむ来場者=勝浦町坂本の坂本八幡神社

 徳島県勝浦町坂本の坂本八幡神社と、徳島市丈六町丈領の井上嵩規(たかのり)さん(25)経営の移動コーヒー店「一杯の珈琲(コーヒー)」が、同神社でたき火とコーヒーを楽しむイベントを定期的に開いている。

 イベント「神社で焚(た)き火ト珈琲」は、境内にたき火を2カ所設け、午後1時から午後8時ごろまで燃やし続ける。訪れた人はベンチに腰掛け、井上さんが提供するブレンドコーヒー(1杯500円)を味わう。

 2カ月に1回程度開いており、毎回約300人が訪れる。夜は境内の手水(ちょうず)に花を浮かべて彩る「花手水」をライトアップ。芋やマシュマロをたき火で焼いたり、絵を描いたりして思い思いの時間を過ごす。

 加藤大典禰宜(ねぎ)(34)と井上さんは昨年、別のイベントで知り合い「何か新しいことをしたい」と言う加藤さんに井上さんが提案。昨年12月に初めて開いた。

 御朱印も用意している。町地域おこし協力隊の井村圭穂さん(24)=同町生名=がデザインを考え、鳥居の前でたき火に当たりながらコーヒーを飲む女性を柔らかいタッチで描いた。当日限定で500円。

 5月2日に孫と訪れた阿南市那賀川町中島の徳島市職員、溝内沙都美さん(53)は「子どもはなかなかたき火をすることがないので良い機会になった」と話した。

 開催日程は神社の公式インスタグラムに掲載する。井上さんは「ゆったりとした時間を楽しんで心身を癒やしてほしい」と話している。