現在木曜深夜に放送中『アナザースカイ』で司会を務める今田耕司 (C)ORICON NewS inc.

 2008年10月からスタートし、13年目を迎える日本テレビ系バラエティー『アナザースカイ』。現在は毎週木曜日の深夜0時59分から、放送している。毎回、思い入れのある国内外の場所を巡るVTRを紹介しながら、ゲストとスタジオでトークを担当するのはタレント・今田耕司(55)。番組開始時からMCを務めてきた今田は、新型コロナウイルスにより海外ロケが困難となった現在、番組作りの難しさを語るとともに、「いつかもう一度海外ロケがしたい」と本音をのぞかせる。

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 金曜午後11時から、さらに深い時間へのお引越しには「もう終わるのかと思ったらなんとか残りました」と笑いながらぶっちゃける。「いや、まぁ大変ですよ。海外に行けないから。今は番組一丸となって海外に戻れるように頑張ってます。その人の思い入れがある場所が国内であれば、もちろんいいんですが、日本ではないところで感じたことがその人の人生に関わっていたりするので、やっぱり海外に一切行けないとなると、国内でいろいろ角度を変えたり工夫をしながら見せていく必要がある」と海外ロケへの切実な想いを明かす。
 
 4月からの第3シリーズ開始にあたっては「スタッフさんの、番組に対する思い入れを非常に感じてめちゃくちゃありがたかったです。なかなかテレビ局からも『いい番組なのでなんとかこういう状況でも頑張って続けていきたい』と言っていただけるのは、僕も長い芸歴でも経験したことがない。珍しいですね」と制作側からも番組続行への強い意志を感じたという。

 いつか海外ロケが再開された際には「(今回の第3シリーズとしての)『アナザースカイ』に出演いただいた方にも、もう一度出ていただきたいです。この間、武尊くんが出てくれたんですけど、キックボクシング人生においてタイに行きたいとおっしゃっていたので。早く、ゲストの思い入れによって、国内外どこにでも自由に行ける状況に戻ってほしいですね」と番組を通じ、たくさんのゲストと関わってきたからこそ、選択肢を多く持ちたいと願う。

 コロナ禍におけるテレビ業界では、ソーシャルディスタンスの確保や、屋外ロケなど必要に迫られ、さまざまなことが難しくなった。数多くの番組を抱える売れっ子だからこそ、やむを得ない状況に戸惑いを隠せない。「バラエティー全体としてこのご時世の難しさはむちゃくちゃあります。各局ルールも違うので。そのへんも、局によってここは良くても、ここではダメとかありますしね。やっぱり一番大変なのは一般の方と関わりにくいというところじゃないでしょうかね。

 高齢者の方に取材して進めていく番組もやらせていただいておりますが、なかなかロケができなかったりとか。お店のロケもそうですけど、一般の方にリスクがあってはいけないし、ご迷惑をかけるわけにはいかない。それは各局意識されていることなので、難しいです。お店の方は取材してほしいけど、世の中的にはお店で取材したら、する方もされる方もOKでも、観ている誰かが許さなかったり、そういうややこしい感じになっていると思います。誰を対象に気を遣っているのかわからないときがある。なので、作り手は本当に難しいと思います」と語る。

 そのなかでも、時間を変え、趣向を凝らしながら続行することとなったこの番組。愛される秘けつについては「スタッフさんがゲストの方に真摯に向き合っている。ごはん屋さんの口コミのように出演者の方が『出てよかった』とか『いい番組だね』とか、そちら側の方から発信していただいているからこそだと思います。この間も別の番組のロケをしていた際に、喫茶店の方に『あの番組、終わっちゃったの?』と言われて。知らない人も多いのでまずは今の時間でやっていることを伝えていきたい。僕ですら『今、何曜日の何時にやってるんやっけ?』と確認することがありますから(笑)」。

 「年に2回ほど僕も番組のなかでロケに行ってたので、それも楽しみだったんです。しかも、コロナが流行する前には4月・5月くらいに、ロンドンロケも決まっていて。ゲストの方と(当時MCだった広瀬)アリスと行けなくなった無念さは残ってます。“無念のロンドン”リベンジスペシャルをやりたいですね」。


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