徳島県は18日、新型コロナウイルスの感染が確認された20~80代の男女5人の詳細を発表した。1日当たりの感染者が5人以下となるのは3月30日以来1カ月半ぶり。医療機関に入院していた60代の患者2人が死亡し、死者は累計58人となった。

 5人のうち、鳴門市の80代男性は南海病院(同市)の入院患者で、関連クラスターの規模は108人となった。徳島市の30代女性は吉野川市役所の職員で、市職員の感染は3人目。

 このほか、小松島市の20代男性会社員が出張先の北海道から帰県し、自主検査で陽性が判明。東京都から仕事で三好保健所管内に訪れていた50代男性会社役員や、感染した同僚の濃厚接触者となった徳島市の50代男性会社員が感染した。

 重症者用の病床使用率は12・0%となり、4月15日以来33日ぶりに政府の対策分科会が示す指標でステージ1(散発的発生)の水準に下がった。一方、病床全体では52・8%とステージ4(爆発的感染拡大)相当のままとなっている。療養者数は入院134人、宿泊療養36人(うち入所待機中9人)の計170人。

 飯泉嘉門知事は臨時会見で、とくしまアラートの警戒レベルの引き下げについて問われ、「病床使用率が少なくともステージ3以下になるのが一つの目安。医療への負荷を少しでも軽減できるよう力を尽くす必要がある」と答えた。

 県内の感染者は累計1590人となった。