新型コロナウイルスのワクチン接種に関する相談に訪れた市民=徳島市役所

 徳島市では21日も、高齢者向け新型コロナウイルスワクチンの接種予約が行われた。初日の20日と同様、コールセンターは電話が集中してつながりにくい状況が続き、市職員らは高齢者の問い合わせや苦情の対応に追われた。市によると、予約は現在も電話で受け付けている。「つながらなかったら時間を置いてかけ直して」と呼び掛けている。

 午前8時半の開庁と同時に、高齢者らが1階のワクチン接種相談コーナーに詰め掛けた。かかりつけ医が接種に対応しておらず予約できなかったという女性(77)は「医療機関で予約が取れた知人のことを思うと、不公平感が拭えない。予約の機会は平等であるべきだ」と訴えた。

 市によると、21日午後8時時点で電話の予約枠に空きがあるという。インターネットでの予約枠は20日午前に埋まったものの、キャンセルが出れば再び受け付けるとしている。電話、ネットいずれの予約枠も、予約を済ませた件数も、「まだ集計できていない」として明らかにしなかった。

 市は24日から6月20日までの接種分として、まずは約3万人分の予約受け付けを目指す。市内の医療機関にワクチン接種への協力を求めており、対応できる医療機関が増えるのに合わせて予約枠も増加するとしている。

 市健康福祉部の山尾士朗副部長は「今は電話がかかりづらい状態が続いているが、つながれば予約はできる。ワクチンは十分確保しており、集団接種も来月実施する方向なので慌てないでほしい」と話した。