小さな子どもがいる親が気兼ねなくランチを楽しめ、店員も子連れで働くカフェ「あいびーはうす」が31日、徳島市万代町5の万代中央埠頭にオープンする。客同士が子育ての楽しさや悩みを話し合う交流の場として、親子向けイベントも企画する。
倉庫を改装した約270平方メートルの店内中央部に、遊具やおもちゃを備えたキッズスペースを設け、スペースを囲むように約60席を配置した。ベビーベッドや授乳室などもある。
スタッフは18人。うち12人が子連れで、1日2~8時間、交代で勤務する。互いに子どもの様子を見ながら、調理や食器洗いを行う。子どもを背負っているときは安全や衛生面を考慮し、受け付けやホール業務を担当する予定。
ランチは午前11時半から午後2時まで。家庭料理約15品を日替わりで、アレルギー成分や産地を表示して提供する。午後2~5時はカフェタイムで、スコーンやシフォンケーキなどが楽しめる。
帰宅後の夕食調理に役立ててもらおうと、店で提供するレシピに合わせて肉や野菜などを組み合わせた食材セットも販売する。ベビーマッサージ講習や、子育て中の親が参加できる就活イベントも企画する。
保険代理店業「HACO」が営んでいたカフェ「はこいろ」の事業譲渡を受け、新会社「Brilliant(ブリリアント)」が運営する。問い合わせは、あいびーはうす<電088(679)8266>。