100万円の使い方を考える生徒=美馬市の脇町高

 次世代の地域産業を担う人材を育てる徳島県美馬市のセミナー「未来創造アカデミー」が22日開講し、人材情報サービス大手マイナビ(東京)の池本博則執行役員=吉野川市出身=が、都内からオンラインで講演した。

 脇町高校1、3年の42人が、同校の視聴覚室や自宅などから参加。同校OBの池本さんが、社会人としての目標や信念を持つためのトレーニングとして、ビジネスの場で実践されている「デザイン思考」を提案した。生徒は夢を一つ描いた上で、それを実現させるため、100万円で他人にあっと思わせる使い方を考え、グループワークで発表し意見を出し合った。

 池本さんは「当たり前を疑問に思うことにヒントやチャンスがある。本当に就きたい職業やなりたい人物像など、デザイン思考を元にもう一度考えて」と訴えた。3年の曽我部彩希さん(17)は「社会に出るとき、自分の視野を広く持ち、しっかりした土台をつくるため今後も参加したい」と話した。

 セミナーは市とマイナビが2020年に締結した人材育成に関する連携協定に基づき開かれていて、本年度は来年2月まで全8回開かれる。