男性にDV撲滅を訴えるポスター

 ドメスティックバイオレンス(DV)の防止活動に取り組む徳島県阿南市の市民団体「パープルシードあなん」は、男性目線でDVを考えてもらおうと、暴力撲滅を誓う男性123人の写真を載せた啓発ポスター(A2判)を作った。

 男性が主体となって撲滅を目指す活動・ホワイトリボンキャンペーンのシンボルマークと、「男たちの挑戦」の文字を中央に記載。「DVのない地域づくりを応援します」と書いたパネルを持った男性の写真で囲んでいる。

 パープルシードあなんはDVを男性目線で考えようと、2013年に男女15人で結成。17年に男性108人の写真を載せたポスターを作り、年1回ほど講演会を開いている。ただ、講演会に参加する男性の割合は1割に満たない。大勢に関心を持ってもらうため、講演会や阿南市内で開かれる人権集会などの参加者に協力を呼び掛け、4年かけて顔写真を撮り集めた。

 ポスターは100枚作り、阿南市を中心に県内の公共施設に配っている。青木浩次代表(62)は「DVの加害者は圧倒的に男性が多い。ポスターを見て、意識を変えるきっかけにしてほしい」と話している。