感謝状を受け取る勲さん(右から2人目)=神山町の名西消防本部神山消防署

 名西消防組合消防本部は25日、遭難者の捜索や救助に協力したとして、徳島県神山町と那賀町の男性4人に感謝状を贈った。

 4人は、神山町上分の四国山岳植物園・岳人(がくじん)の森を営む山田勲さん(71)、長男の公彦さん(46)、次男の充さん(43)と、那賀町沢谷の林業亀井廣吉さん(72)。

 名西消防組合消防本部などによると、3日午後5時40分ごろ、神山、那賀両町の境にある砥石権現(1375メートル)に登山していた県内の60代夫婦から岳人の森に「登山ルートから外れ、崖に出て下山できなくなった」と連絡があった。

 山田さん親子と亀井さんは警察や消防署と協力して捜索し、午後11時20分ごろ那賀町の山中で夫婦を見つけた。充さんは食料や茶、上着を渡して救出準備が整うまで励まし、4日午前0時40分ごろ救助した。

 同組合神山消防署で贈呈式があり、田中憲博消防長が山田さん親子3人に感謝状を手渡した。3人は「けがなく無事に救出できて良かった」と話した。亀井さんには郵送で感謝状が贈られる。