バッテリーの不具合が見つかったタブレット端末の同型(納入業者提供)

 小中学生にタブレット端末を配備する国の「GIGAスクール構想」で、徳島市の城ノ内中等教育学校に配備した端末の一部にバッテリーの不具合が確認された。県教委は共同で購入した小松島市など11市町の公立小中学校の端末を合わせた約1万5千台を回収して安全性を確認する。

 県教委によると、24日に城ノ内中等教育学校の生徒が、教室内に設置しているタブレット保管庫の中の1台で、バッテリーの膨張によって本体とキーボードが破損しているのに気付いた。徳島市教委が10日以降に同様の不具合で約1万7千台を順次回収しているものと同じ中国製の機種だった。県教委は同じ機種を導入した全ての学校に対し、使用を中止して充電しないよう指示した。

 今後、納入業者が回収して安全点検を行う。時期は調整中で、費用はメーカーが負担する。

 回収対象は城ノ内中等教育学校のほか、富岡東(阿南市)、川島(吉野川市)の県立2中学校と、小松島、吉野川、阿波、美馬、勝浦、上勝、石井、那賀、松茂、北島、東みよしの各市町の小中学校。

 徳島市教委が回収した際、県内の多くの自治体で同機種を導入していたため県教委が納入業者に問い合わせ、「製造時期が異なるので回収対象ではない」との報告を受けていた。県教委は「早急に端末の安全点検を行い、児童生徒が安心・安全に学習活動に取り組めるよう対応していく」としている。