徳島南部自動車道の徳島沖洲IC付近。新町川橋を渡った向こう側は徳島市津田地区

徳島市津田海岸町から見上げた徳島南部自動車道・新町川橋。全長500メートルで新町川の最下流部に架かる

 徳島南部自動車道の徳島沖洲インターチェンジ(IC、徳島市東沖洲)と徳島津田IC(同市津田海岸町)間の2・4キロが2021年3月21日、開通した。国土交通省が整備を進めてきた区間で、新町川を挟んだ徳島市沿岸部の沖洲、津田両地区を結ぶ。

 片側1車線、制限速度70キロの自動車専用道路で、通行は無料だ。車で走ると、わずか数分で通過してしまう。それでも、新町川の最下流部に架かる「新町川橋」(全長500メートル)からは徳島市沿岸部の街並みやマリンピア沖洲の産業団地、紀伊水道が見渡せ、なかなかの眺望が楽しめる。

 開通前、橋桁の設置工事が佳境を迎えた20年10~12月には、国内最大のつり上げ能力を誇るクレーン船「海翔」などがお目見え。大勢のカメラファンや見物客が詰め掛け、巨大船の雄姿と作業を見守った。

 引き続き21年度末までには、西日本高速道路が吉野川をまたいで建設中の徳島ジャンクション(同市川内町)-徳島沖洲IC間の4・7キロが開通する予定だ。

 やがて小松島、阿南へと延伸し、既に開通している日和佐道路(阿南市-美波町、9・3キロ)とつながれば、県内の高速道路網が“一筆書き”で利用できる。ただ、完成のめどは立っていない。

〈2021・6・10〉