ジャパンオープンでプレーする岡部さん。現役時代の実績などが認められ、聖火リレーランナーに選ばれた=2012年、福岡県飯塚市(県提供)

 徳島県は28日、8月24日に開幕する東京パラリンピックの聖火ランナーに、県代表として北島町在住の元車いすテニス選手、岡部裕子さん(45)=会社員=が選ばれたと発表した。8月21~24日、開会式が行われる新国立競技場に向けて47都道府県の代表が聖火をつなぐリレーに参加する。

 岡部さんは那賀町出身。車いすテニス選手として21歳から16年間活躍し、パラリンピックの北京大会(2008年)とロンドン大会(12年)に出場した。国際大会ではダブルス12回、シングルス4回の優勝経験がある。

 12年の引退後は講演活動などに取り組んでいる。競技実績やパラスポーツの普及活動に取り組んでいることから、県パラリンピック聖火フェスティバル実行委員会が岡部さんを推薦。東京五輪・パラリンピック組織委員会が承認した。

 東京パラリンピックの聖火は徳島を含む全国で採火され、パラリンピック発祥の地とされる英ストーク・マンデビルから届く火と都内で一つにまとめられる。都道府県代表者による聖火リレーは都内で開催し、3人一組で200メートルずつをつなぐ。岡部さんは初日の21日にランナーを務める。

 岡部さんは「パラリンピックは自分も出場し、思い入れのある大切な大会。ランナーとして自国開催大会に参加でき、光栄に思う。選手やスタッフらへの応援の気持ちを込めたい」と話した。

 詳細ルートは組織委のホームページで確認できる。URLはhttps://olympics.com/tokyo-2020/ja/paralympics/torch/route/