徳島市が徳島駅前のアミコビルを運営する第三セクター・徳島都市開発に貸付金10億円を支出したのは違法だとして、市民オンブズマン徳島が、全額を市に支払うよう内藤佐和子市長に求めた住民監査請求で、市監査委員は28日、請求を棄却したと公表した。決定は26日付。

 監査結果では、都市開発への貸し付けについて「市街地の再生、活性化を推進するという観点からは必要、やむを得ない。市長の判断が裁量権を逸脱、濫用(らんよう)したものとは認められない」などとしている。

 市民オンブズマン徳島は「納得できない。住民訴訟の手続きを行う」としている。

 市は経営が悪化している都市開発を支援するため、総額20億円の貸し付けを決めた。オンブズマンは残りの10億円についても再度監査請求する方針。