県教委は28日、女子生徒に不適切な行為をしたとして、県立高校の男性教諭(49)を減給10分の1(6カ月)、別の県立高校の男性教諭(60)を戒告とする懲戒処分を行った。

 減給の教諭は昨年10月から今年3月にかけ、同じ学校の女子生徒1人と学習指導に関する私的なやりとりを会員制交流サイト(SNS)でしていた。休日に学校内外の駐車場で自分の車に生徒を乗せたまま数十分間、勉強を教えることが3度あった。校内でこの生徒の頭や肩に触れる行為も複数回あった。

 1月、生徒が学校に相談して発覚。校長から、生徒への連絡や個別指導はしないよう指導されたにもかかわらず、その後も生徒にメールを送った。教諭は「信頼関係ができていると勘違いしていた。不適切な指導だった」と反省しているという。

 戒告の教諭は2019年5月から今年3月にかけ、勤務先の女子生徒2人とSNSで私的なやりとりをしたり、2人の写真を撮影したりしたほか、別の女子生徒1人には携帯式の扇風機を贈った。3月末に外部からの連絡で判明した。3人とも不快な思いをしており、教諭は「申し訳ない」と謝罪しているという。

 榊浩一教育長は「誠に遺憾。不祥事根絶へ対策タスクフォースを早急に設置して再発防止に努める」とのコメントを出した。県教委は28日、緊急の県立学校長会を開いて再発防止を指示した。