(左から)薬丸岳、君野可代子

 ご愛読いただいている土橋章宏・作、涌井陽一・画「号外! 幕末かわら版」は6月8日で終了し、9日から薬丸岳・作、君野可代子・画による「罪の境界」が始まります。通り魔事件の被害者となった主人公が再生していく姿を描く感動的な小説です。ご期待ください。

 <作家の言葉>

 今まで犯罪にまつわる作品をいくつも書いてきましたが、今回は初めて犯罪被害者自身を軸にした物語になります。主人公の女性は見ず知らずの男が起こした通り魔事件の被害に遭います。理不尽な犯罪によって幸せな生活を壊され、苦しみと絶望に突き落とされながらも、必死に再生しようとする人間の強さを描きたいと思います。

 <画家の言葉>

 日々見聞きする様々な事件は自分とは遠い世界の出来事のように感じてしまいがちですが、目の前の人々の特別ではない日常で起こること。物語の世界も同じように実感し、これから目の前の登場人物たちと共に過ごし、そこで見たものを絵としてお届けしたいと思います。