県卓球協会の吉岡会長から感謝状を受け取る川内中卓球部の近藤輝一主将(左)=徳島市のとくぎんトモニアリーナ

 徳島県卓球協会は30日、大会中に意識を失った教諭に心臓マッサージを施した徳島市の川内中学校卓球部3年、近藤輝一主将(14)に感謝状を贈った。

 近藤主将は、23日に徳島市のとくぎんトモニアリーナで行われた県中学校選手権に出場した際、対戦相手のチームを引率する20代の男性教諭がベンチで突然倒れるのを目撃。試合中にもかかわらずとっさに駆け寄って心臓マッサージを行った。他の指導者らも協力して交代で心臓マッサージをした結果、教諭は意識を回復。血圧低下が原因で命に別条はなかった。

 近藤主将は小中学校で救急救命法を習っていたという。トモニアリーナで開かれた贈呈式で、吉岡宏美会長(68)から感謝状を受け取った近藤主将は「突然倒れて驚いたけど、反射的に体が動いた。意識を取り戻してくれてほっとした」と話した。