徳島県出身の歌手で女優の上野優華さん(23)が5月23日、新型コロナウイルス感染拡大後初となる有観客のライブステージを地元徳島で行った。曲の合間のMCで、デビュー8周年記念となる有観客のワンマンライブを7月24日に徳島市の徳島グランヴィリオホテルで行うことも発表した。

新曲「愛しい人、赤い糸」などを熱唱した上野優華さん=徳島市のあわぎんホール

 上野さんが出演したライブは徳島市のあわぎんホールであった「UTAEBA Clap! Clap! Clap!~今を打ち破れ!エンタテインメントを止めるな!!~」(県文化振興財団主催)。

 上野さんは小松島市を拠点に活動するエバラ健太さん=東京都出身=と、阿南市で小中高校の10年間を暮らしたMaica_n(マイカ)さんという徳島ゆかりのミュージシャンと共演した。

 トリを務めた上野さんは「はじまりのうた」「星たちのモーメント」を続けて歌った。ファンはマスク着用で声出しも禁止のため、拍手や手拍子でエールを送っていた。

ライブ前のインタビューに応える上野優華さん=徳島市のあわぎんホール

 昨年度は新型コロナウイルスの影響で、予定していたライブが軒並み中止。曲作りやオンラインライブなどを中心に音楽活動を続けてきた。ファンの前で久しぶりに歌った上野さんは「デビューの時ぐらい緊張した。ここからが新しいスタート」と語った。

 先日、3枚目ミニアルバム「ヒロインにはなれなくて」の6月9日リリースを発表したばかり。そのアルバムに収録する新曲「愛(いと)しい人、赤い糸」と、「あなたの彼女じゃないんだね」をエバラさんのギター演奏に合わせて披露するなど全5曲を熱唱した。

 最後のアンコールで、エバラさんとマイカさんを呼び込んで3曲のセッションを行い、約2時間半のライブを締めくくった。

久々にファンの前で歌って満足そうなライブ終了後の上野優華さん=徳島市のあわぎんホール

 終演後、上野さんは「『ライブってこんな感覚だったっけ?』と、懐かしさと新鮮さを同時に感じた時間だった」。7月のワンマンライブについて「ライブ自粛期間中に曲作りに専念して曲がたまってきている。いろんな曲を皆さんに届けたいし、上野優華の生の音楽を楽しみにしてもらえれば」と意気込んだ。