県内で5月に確認された新型コロナウイルス感染者は312人で、過去最多だった4月の773人に次いで2番目に多かった。クラスター(感染者集団)が四つ発生したほか、2日には1日当たりとしては過去最多の60人が確認された。死者は全体(61人)の約3割に当たる18人に上った。

 クラスターは徳島市の高齢者施設2カ所とそよかぜ病院(徳島市)、徳島インディゴソックスで発生した。関連する感染者は計99人となり、全体の31・7%を占めた。上旬は1日当たりの感染者が20人を超える日もあったものの、中旬以降は1桁台の日が続いた。医療提供体制の逼迫(ひっぱく)具合を示す病床使用率も、3日の63・1%をピークに減少している。

 年代別では、20代が全体の約16%に当たる49人と最多。40、50代がいずれも42人と続いた。10代25人、10歳未満13人と、子どもや若い世代の感染者が目立った。

 市町村別では▽徳島市141人▽阿南市30人▽鳴門市23人▽藍住町17人▽美馬市14人▽小松島市13人▽上板町11人▽吉野川市、阿波市各10人▽石井町9人▽松茂町7人▽神山町6人▽三好市、北島町各4人▽東みよし町3人▽板野町2人▽美波町、佐那河内村各1人。県外在住者は6人だった。