「シトラススパイス」は涼堂内の自動販売機で購入できる=阿波市土成町吉田の涼堂

 阿波市土成町宮川内の自営業森本英巳さん(60)と美馬市の広告会社「ナカガワ・アド」が共同で、美馬市特産の青唐辛子をベースに県産食材のみを使った粉末スパイス「シトラススパイス」を開発した。

乾燥させて粉末状にした青唐辛子のほか、鳴門産の塩、神山産のスダチ、ユズ、ユコウを使用。ピリ辛の刺激をかんきつ系の香りが包む爽やかな味わいだ。

「シトラススパイス」を開発した森本さん

 農業活性化に取り組むナカガワ・アドが昨年10月、新型コロナウイルス感染拡大の影響で消費が落ち込んだ青唐辛子の利活用を森本さんに相談。密集や密接を避けて楽しめるレジャーとしてキャンプ人気が高まっていることから、バーベキューで使う肉や海鮮に合うスパイスを開発することにした。

かんきつの香りが爽やか

 さまざまな県産食材を配合して15種類ほどを試作。知人に繰り返し試食してもらいながら試行錯誤を重ね、4カ月がかりで仕上げた。カレーやマーボー豆腐、スープなどに入れても風味が際立つという。

 阿波市土成町吉田にあるお遍路さんの休憩小屋「涼(すずみ)堂」の自動販売機と、小松島市立江町炭屋ケ谷の産直市「あいさい広場」で購入できる。1本18グラム入り税込み1100円。