任期満了に伴う阿南市議選(定数28)が12日、投開票される。定数を1人上回る29人が立候補しており、各陣営は支持拡大へ奔走。当落線上で2、3人が競り合っている。大勢が判明するのは午後11時半ごろの見通し。

 立候補者は現職22人、元職1人、新人6人。党派別では公明、共産各2人で、他の25人は無所属。現職は知名度を生かして票を固め、新人は浮動層の取り込みに力を注いでいる。

 地区別では、現在の現職3人に対し、現職と新人各2人、元職1人の計5人が出馬している羽ノ浦(有権者数1万785人)が激戦になっている。

 旧阿南市(4万2690人)では、最も有権者が多い富岡(9060人)は現職4人が立ち競り合う。見能林(8798人)は3人のうち2人が共産で、保守票の草刈り場になっている。桑野(3323人)は現職1人に加えて新人1人が出馬。現職のいなかった大野(2058人)は新人1人が立候補し地元票を集める。

 那賀川(9218人)などでも激しい攻防が展開されている。

 候補者数は定数28となった2009年の選挙以降では最少にとどまり、選挙ムードは低調のまま。投票率は過去最低だった前回(61・95%)を下回る可能性もある。当確ラインは900票台とみられている。

 10日までに期日前投票をしたのは8562人。制度が浸透したこともあり前回の同期間に比べて1873人多い。12日の投票は市内45カ所で午前7時から午後8時まで(一部の投票所は午後7時まで)。伊島投票所は11日に繰り上げ投票される。開票は12日午後9時15分から市スポーツ総合センターで行う。

 4日時点の有権者数は6万2693人(男性3万87人、女性3万2606人)。

 徳島新聞社は、阿南市議選の開票結果をホームページ(HP)に掲載します。