藍住中生がエシカル消費をテーマに描いた絵画を見る来庁者=藍住町役場

 藍住町の藍住中美術部が、人や環境に配慮した消費行動「エシカル(倫理的)消費」を知ってもらおうと描いた絵画が、町役場に展示されている。6月1日まで。

 2、3年の有志が共同制作した2枚で、いずれも縦91センチ、横72センチ。氷山と熱帯雨林を背景に、パンダやキリン、ホッキョクグマなどの動物と少年少女をアクリル絵の具で描いている。エシカル消費について説明するパネルも掲示している。

 美術部顧問の反田卓教諭(55)は「温暖化や森林破壊など、絵の背景にある環境問題を考えるきっかけになれば」と話している。