ゼロ・ウェイストセンターに設置されたデニムの回収箱=上勝町福原

 徳島県上勝町のごみ収集などの複合施設「町ゼロ・ウェイストセンター」(同町福原)を指定管理するビッグアイカンパニーは、デニム製品の回収箱をセンター内に設けた。6月末まで。町外の人も持ち込める。日本各地でデニムを回収・再生するプロジェクト「FUKKOKU(フッコク)」の一環。

 プロジェクトは、岡山県倉敷市のデニム工房「ITONAMI(イトナミ)」が繊維大手クラボウと連携して実施。ズボン、上着、小物などのデニム製品全般を集めている。回収したデニムは糸にした後、再び生地にし、各回収拠点との共同企画で製品にする。拠点は全国に約40カ所あり、県内はセンターだけ。

 回収箱は幅60センチ、奥行き60センチ、高さ90センチ。再利用品の無料交換所「くるくるショップ」の入り口に設置している。箱に使われている板は、廃棄予定だったプラスチック製品を活用した。

 回収箱近くにあるポスターのQRコードを読み取って名前や個数などを登録する。持参する以外に、フッコク事務局への郵送も受け付けている。

 プロジェクトを知ったビッグアイカンパニーが循環型社会実現を目指すという趣旨に賛同した。センター管理者の大塚桃奈さん(23)は「不要になったものを捨てずに循環させる文化をつくりたい。家で眠っているデニム製品があれば持って来て」と呼び掛けている。