竹の葉と藍の種をブレンドした茶=阿南市宝田町市場の「こはる日和」

 障害者が無農薬栽培した徳島県産藍を使ってハーブ茶などを作っている阿南市宝田町市場の藍茶専門店「こはる日和(びより)」が、竹の葉と藍の種をブレンドした茶を発売した。竹の産地・阿南市の特産品としてPRする。

 商品名は「藍竹(らんちく)」。市内で伐採された竹から採取した葉を天日干しし、焙煎(ばいせん)して細かくした。藍の種は市内の障害者支援施設「西室苑」で収穫した後、両手でこすって皮をむき、焙煎した。すっきりとした味わいで、竹の香りを残しつつ藍の甘味も感じられる。

 ハーブコーディネーターの民間資格を持つ料理教室講師、新居浩江代表(52)が茶の製法を基に作った。長女・小晴さん(15)の通う阿南支援学校が、地元のNPO法人竹林再生会議の指導で竹を使った和紙作りをしている縁で、廃棄処分される竹の葉を再生会議から譲り受けた。

 葉を1枚ずつ取り分ける作業には小晴さんも加わっている。新居代表は「竹は粉末にして土壌改良に使われるなど、捨てるところがない。竹の魅力を多くの人に知ってもらいたい」と話した。

 藍と白を基調とした2種類の紙筒(直径7センチ、高さ10センチ)にティーバッグが各5袋入っている。いずれも700円。営業時間は原則、毎月最終土曜の午前11時~午後6時。問い合わせは新居代表、電話080(3161)6662。