報道現場の話に耳を傾ける鳴門教育大大学院生=鳴門市の鳴門教育大

 マスメディアを通して課題を発見、解決する方法やNIE(教育への新聞活用)について学習する授業が29日、昨年に引き続いて鳴門市の鳴門教育大大学院で始まった。

 徳島新聞社の宮城孝治特別編集顧問が42人を前に講義。記者がどのように取材して報道しているかなどを実体験を織り交ぜて説明し、「記事の大きさや見出しによって自分の意見も影響されると思うが、常に冷静な目線で見てほしい」などと訴えた。

 熱心にメモを取っていた同大大学院1年の小田祐大さん(23)は「報道に流されるのではなく、自分の価値観を磨いて情報に接していけるようにしたいと思った」と話した。

 新聞関係の授業は同大大学院の1、2年生を対象にした教職共通科目(全15回)の一部として、6月26日まで計5回行う。次回以降は徳島新聞NIEコーディネーターが新聞記事を活用したワークシートづくりなどを指導する。