新型コロナウイルス感染対策の検証を兼ねた踊りイベント=2020年11月21日、徳島市の藍場浜公園

 徳島市は8日、8月12~15日に主催する阿波踊りへの参加申し込みが県内外の75連から寄せられたと明らかにした。市が参加の案内文を発送していた351連の約2割にとどまった。例年は1日当たり延べ300連以上が有料・無料演舞場に踊り込んでいた。市は「コロナ禍で想定した規模が最も大きいモデルでも計画通り開催できる」としている。

 この日開かれた市議会産業交通委員会で、湯浅正敬にぎわい交流課長が加村祐志氏(朋友会)の質問に答えた。

 市によると、参加を申し込んだのは▽阿波おどり振興協会(所属連15連)15連▽県阿波踊り協会(43連)10連=うち徳島支部9連▽阿波おどり保存協会(4連)4連▽一般・企業連41連-など。県外の連は11連で、関西と関東がほぼ同数という。

 単独連での参加が難しく合同連での参加意向を示している連もあり、実際に踊り込む連の数は変動する可能性がある。市は参加人数について「未確定の連があり、集計途中」としている。

 市は5月24日~6月4日を申し込み期間とし、県内外の351連に案内文を発送。ホームページでも案内した。今後、75連の出演日時などを調整した上で、6月下旬に書面で通知する。

 今夏の阿波踊りは、新型コロナへの警戒を促す県の「とくしまアラート」や全国の感染状況に応じて、開催規模の違う三つのモデルを計画。6月下旬までに開催の判断や、どのモデルで実施するかについて市が判断するとしている。

 最大規模で行う場合の市の事業計画案では、藍場浜公園が会場となる有料演舞場は2部入れ替え制(各90分)で、各部15連程度が踊る想定。おどり広場(2カ所)は1日32連ほど、ステージ(同)は48連ほどを予定している。

【出席者発言要旨】「感染対策穴だらけ」との指摘も 阿波踊り事業費を了承 徳島市議会産業交通委員会

 

動画⇨https://youtu.be/XKiVdFmjybc